1995年1月17日午前5時46分52秒に淡路島北部沖の明石海峡(北緯34度35.9分、東経135度2.1分、深さ16km)を震源として発生したM7.3の地震、いわゆる阪神大震災、後に正式な災害名として呼び習わされる様になった阪神・淡路大震災、その災害からもう既に15年が経つことになるんですね。
15年前のこの日、前日が富山でのデパート展の撤収で、クタクタになりボロ雑巾の様に眠りについていたので、この揺れに気が付くことがなかったんです。
この震災を知ったのは、起きてきた家族がテレビを見て大騒ぎをしているのを寝床で聞きながら、のそのそと起きあがってきて、テレビの画面に目をやり、初めて事の重大さに気が付いたんでした。
今日はフジテレビで土曜プレミアム特別企画、阪神・淡路大震災から15年 神戸新聞の7日間〜命と向き合った被災記者たちの闘い〜が放映されるらしい。
金曜朝のとくダネでも番組後半で番宣をしていましたが、その中で印象に残ったのは、笠井信輔アナが、被災者から報道の是非を問われたシーンについて説明していたんですが、阪神大震災の取材で現地にいた笠井アナが、取材の手を止めてバケツリレーを手伝ったのを、当時の上司に報道人としての姿勢について叱責されたとのエピソードを披露している最中に、感極まって号泣してしまったシーンでした。
報道を全国・全世界に配信していく職務と、ヒューマニズムの狭間に揺れ動いていた当時の自分と、このドラマでの神戸新聞の記者とが重なり合って、現場にいない上司に理解して貰えなかった自分の思いがついつい噴出してしまったんでしょう。
このドラマ、しっかり見てみたいと思います。
そういえば、ハイチでの地震も甚大な被害です。
ネット上でも様々な募金活動が始まった様ですね。
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4 件のコメント
ほんな現場、なかなか経験できるもんじゃないやろしね。
笠井アナ、やっぱりプロとしてはその行動は問題あったと当時の上司に叱責されても致し方なかったかも知れん。
でも、現場にいなきゃ判らんやろ?って思いが心の隅に残っていたんじゃないかな。
それがついつい、あの場面で噴出してんろね。
ハイチの被災地でも救援物資の奪い合いとかのニュースが流れてるけど、治安が心配やね。
その場におったらやっぱりいてもたってもおれんかってんろね。ほやけど、プロのジャーナリストとしては報道することが使命やしね。自然災害の大惨事の後ってすごい危険らしいね。無法状態になってやったもん勝ちみたいになって、窃盗、強盗、暴力沙汰がいっぱいらしいね。昨日のニュースで被害地でセキュリティガードマンとして雇われたっていう人が言うとった。
まじコメやじ。
確かに、笠井アナの人間性の良さを垣間見せる場面やったね。
今はアナウンス室専任部長という立場でもある彼が、当時の自分を振り返って見せた涙。
管理職としてはこれじゃいかんやろという思いと、当時の現場での葛藤がせめぎ合いながら、ドラマの紹介途中にこみ上げて来て、あのトークになったんやろね。
生放送ならではの一場面やったです。
ドラマもじわりと迫ってくる、考えさせられる内容ではあったけど、もう少し踏み込んでも欲しかった気がしたのも確かやわ。
まあ、セミドキュメンタリーな内容やから、踏み込みにくいとこもあってんろしね。
しんみりとしながら見てしまったわ。
今日は慎重にコメントしなければならないネタですね。
私も笠井さんのバケツリレーの話もらい泣きしました・・・
朝っぱらから
対照的な二人でした。
あの場面
アナウンサーが感情的になってどうする?
いやいやアナウンサーもイチ人間、あの場所にいない人に何が解る?
いやアナウンサーはその現場を坦々と伝え続けるのが仕事?
あの時自分が手を差し伸べれば助かったかもしれない?
仕事を選ぶなら小倉さん
人を選ぶなら笠井さん
賛否両論あると思いますが
私は笠井さんを支持します